日本の四季を感じ北陸名物の驚きのグルメを食べ夜は歴史と恐怖を感じる

北陸は石川県、富山県、福井県を総称したものです。

日本海に面しているため、新鮮で美味しい食べ物が多いという印象を持っている人も多くいるのではないでしょうか。

しかし、若者の中にはあまり関心持っていないとも言われており、東北や九州に比べると魅力に欠けるという声も少なくありません。
そこでここでは北陸でしか感じられない魅力を紹介していきます。

北陸屈指の名所、兼六園で歴史と四季を感じる

兼六園は北陸のみならず、全国的にも有名な観光スポットと言えます。

最近では日本人だけでなく外国人観光客も多く訪れるようになっており、他の国では見られない魅力が存分に感じられるとして人気なのです。

兼六園と言ってもそのエリアは様々に分かれており、その中でも最も有名なのは霞ヶ池です。

園内の中央にあるためここを訪れた人は必ずと言っていいほど訪れることになります。

雨が降ると魅力は半減すると言われていますが、天気の良い日には静かな環境でまるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。

グループで訪れる人も多いですが、中には一人で足を運び景色を楽しんでいる人も少なくありません。

園内はかなり広大ですが、辺り一面に四季を感じさせてくれる樹木や草木が生い茂っていますので、疲れや飽きを感じずに散策ができます。

季節に応じて訪れると、最低4回は楽しめますのでそれぞれの魅力を感じるのも面白いです。

最寄りの金沢駅からはバスで25分程度と、ややかかります。

徒歩で行こうとする人もいますが、園内を散策することを考えるとバスを利用した方が良いかもしれません。

真っ黒なラーメンに驚き、舌鼓を打つ

上述の通り北陸は日本海に面しているため、美味しい魚介類がたくさん食べられます。

中でも寿司が人気で、新鮮なネタを味わうために遠方から多くの人が訪れています。

また、外国人観光客の中には初めて食べた寿司が北陸のものでその味を忘れられないと時間とお金をかけて足を運ぶ人という人も多いのです。

しかし、ここで紹介するのは寿司ではなくラーメンです。

北陸でラーメン、と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

せっかく北陸に来たのにラーメンはいつでも食べられると思う人も実際には多いと言われていますが、富山県の富山ブラックはひと味違います。

ラーメンが好きな人ならば一度は耳にしたり食べたことがあるということもあるかもしれません。

スープが真っ黒で、食べる前に衝撃を受けます。

見た目の通りかなりしょっぱく、水分がないと食べ続けるのは不可能だとも言われています。

富山県には多くのラーメン店がありますが、特にオススメなのがらぁめん次元です。

高岡市にあるこの店は、見た目とは裏腹に比較的あっさりと食べることができついついスープまで飲み干してしまうほどの美味しさで有名です。

中高年世代になるとコッテリとしたものや濃い味付けは苦手になると言われていますが、らぁめん次元のラーメンはどの世代でも完食することのできるあっさりとした作りになっています。

歴史と心霊スポットが重なり合う場所で震える

北陸には多くの心霊スポットが存在します。

日本海に身を投げる人が多いため、海岸沿いに多く見られますがここで紹介するのは城跡です。

歴史に詳しい人は北陸と歴史と言えば、一向一揆を思い浮かべるのではないでしょうか。

ここで紹介する最恐の心霊スポットである鳥越城跡も、まさに一向一揆の拠点となった場所なのです。

城跡と言っても、例えば熊本城や仙台城などのような立派なものではなく戦国時代以前のものですので、非常に簡素な作りとなっています。

当時ここを拠点としていた一向宗門徒が弾圧され処罰されたことで、多くの霊を見たという目撃情報が多発しているのです。

現在では観光名所として整備されているため日中は多くの人がいて恐さは感じられませんが、夜になると地元の人はもちろん、不気味な静けさなどの理由で観光客も近づくことはありません。

歴史的な要素がふんだんに感じられる北陸3県

ここで紹介したスポットの内、グルメを除いては歴史を感じられるスポットです。

紹介できなかった名所にも歴史を学べるところが多くあり、あまり取り上げられることはありませんが、北陸は日本の歴史を形成する上で非常に重要な役割を果たしたことが分かります。

そこに富山ブラックという他では見られない斬新なグルメが登場し、新旧が交差する魅力溢れるエリアになっているのです。

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